新連載
新連載
いつものように何気なく PC Watch を見ていたら、なんとあの鹿野司さんの新連載が!!
鹿野司さんと言えば、僕らの世代的にはかつてゲーム雑誌「LOGiN」で連載していた「オールザットウルトラ科学」で有名でしょう。すごく面白かった記憶が。
今回の新しい連載も1回目からとても面白いです。ところで、この連載は「Robot Watch」のものなんですね。そんな「Watch」があったとはしらなんだ…。
いつものように何気なく PC Watch を見ていたら、なんとあの鹿野司さんの新連載が!!
鹿野司さんと言えば、僕らの世代的にはかつてゲーム雑誌「LOGiN」で連載していた「オールザットウルトラ科学」で有名でしょう。すごく面白かった記憶が。
今回の新しい連載も1回目からとても面白いです。ところで、この連載は「Robot Watch」のものなんですね。そんな「Watch」があったとはしらなんだ…。
最近海外出張が多いので、海外から自宅へ電話するために Skype を導入してみました1。
最初は普通にマイクで音声通話するつもりだったんですが、Skype しているとやっぱり試してみたくなるのがテレビ電話。最近は WebCam も数千円で手に入るし、ちょっと買ってみるか…と思っていたところ、はた、と気がつきました。
我が家には PS2 のゲーム、EyeToy のカメラがあります。このカメラはもちろん PS2 用として売られていますが、中身は普通の USB 接続の WebCam です。たぶん Windows で使っている人もいるに違いない…とググってみると、案の定。例えばこちらのページなどで、EyeToy カメラを Windows PC の WebCam として使う方法が紹介されていました。しかも、ゲームの EyeToy では使われていないながら、このカメラってマイク内蔵なんですよね。
というわけで、我が家も晴れてテレビ電話が可能となりました。パソコンの周りはそんなに明るくないので、逆光で真っ黒けの顔になっちゃうけど…(笑。
ちなみに MSN Messenger もありますが、こっちはテレビ電話としてはあんまり使い勝手が良くないッスね。
むむむ?!これは…。
実のところ、先代の「W-ZERO3」にはあんまり魅力を感じなかったんですよね。ケータイ、というにはでかすぎるし、フルキーボード付き PDA ならばリナザウ君で間に合っているし1。
しかし、コレはヤバいですナ。なんとか「大き目のストレート型ケータイ」といえなくも無いサイズ、フルキーボード搭載、(ちっちゃいけど) VGA 液晶、もちろんカメラも MiniSD スロットもある。それに、Flash Player 7 の載った Mobile Opera に ATOK です。
とはいえもちろん、若い頃のように一時の衝動で「うはーっ!」と買ってしまうことはそうそうありません(笑。現状 [es] で気になっている点は、1) W-SIM って、受信感度は必要十分なの?今、普通に伸縮性のアンテナを持った WX310SA を使っているため (しかもこの端末はかなり感度が良いと思う) その辺が気になる、2) カメラの使い勝手は?今の WX310SA のカメラ機能は個人的にとても気に入っているため (比較対象が初代京ぽんでは何をもってきても気に入っちゃうような気もするが…)、そのあたりが肌に合わないとヤだなぁ、と。
いずれにせよ、この間機種変したばかりなので、買うとしても1年以上先の話でしょう。その頃にはいい具合に枯れてきていることを期待しよう!つぶれないでね…>ウィルコム。
ご存知ハリポタシリーズ第6巻。今回も面白かった…。最後の7巻に向けて、いよいよ物語が加速度をつけてきた、という感じです。「炎のゴブレット」のラスト以降、1巻、2巻の頃にはみっちり考えられている感のあった、物語としての format (「お約束」とも言う) や伏線もかなりすっとばし気味になってる気もするけど、最終巻でそれらが一気に収斂するであろうことを祈って、今は最終巻を待ちましょう。
この巻はメインのストーリー以外の注目点はあんまりない気がしましたが (その分メインのストーリーがボリュームたっぷりなのでご安心を)、強いて言えばハリーが6年生になって、いよいよ魔法に習熟してきたことでしょうか。いろんな魔法がすらすら出てくるさまは、1巻のころのハーマイオニーに頼りきりだった様子からは想像もできません(笑。
そういや、この巻は5巻でのトンクスやルーニーのような魅力的な新キャラが少ない巻でもあったなぁ。新キャラは何人か出てくるんですが、どの人も「魅力的」なタイプじゃないですし。どちらかというとこれまですでに登場しているキャラクターの魅力を掘り下げる巻、って感じでした (ジニーやルーニーはとても魅力的でした)。この巻のラストの伏線から、7巻には素敵な新キャラが出てくる事を期待したい!
と僕は勝手に名づけているんですけど、よく、日本語の文章の中にやたらと英単語を混ぜる人、っていますよね?
最近自分がちょっとその傾向があってヤバいなぁ、と思っているんですが、良い機会なので、ではどうしてそういうしゃべり方をしてしまうのか、とわが身を振り返って考えてみたところ、僕の場合、今一所懸命英語で考えよう、英語で話そう、英語を書こうと努力してる時間が長くて、そうすると日常的な会話をしているときでもいろいろと英単語が頭に浮かぶんですよ。そういう風に自然に浮かぶ英単語が僕にはとても重要なもののように思えて、「この感覚を離してなるものかっ!」的に藁をもすがる感じで捕まえてしまって、結果思わず口をついて出てしまう、というロジックな気がしました。
自分のしゃべり方の原因、なんてそれこそ人それぞれなんでしょうが、この話はなんだかビンボーくさくてかっちょわるいっすね…。
なんだかんだ文句を言いつつ読んでいる森博嗣著のこのミステリーシリーズ。いい加減疲れてきたので残り4冊まとめて借りて2週間で一気読みしました。
木の枝にぶら下げた様がちょっと可笑しいけど (ちょっとバケツライク・笑)、コンセプト的にはとても素敵なランプ。これで電池が経年劣化する化学電池でなく長寿命なキャパシタだったりするとますます素晴らしいんだけどなぁ!
全然関係ないですが、マンション暮らしな我が家などでも使えるような、この手の広義のコジェネ製品は無いものかと最近よく思うんですよね。太陽電池パネルを載せた「オール電化」住宅に憧れつつ、やむにやまれぬ事情でマンション暮らしの人などにとって、「エネルギー自給自足」への道を少しでも進めてくれるような製品ってそれだけで相当魅力があるような気がします。僕だけかな…。
自宅の PSX は買ってからそろそろ2年半くらい経ちますけれども1、最近 DVD の読み込みや書き込みに失敗することが多くなってきました。DVD クリーナも一応使ってはみたもののあんまり症状は改善されず。
昔我が家にあった初代の PS2 もずっと使っているうちに読み込み不良が多発するようになって、分解して掃除したら見違えるように読めるようになった、ということがありました。ただ、こちらやこちらの記事をみると、PS2 と比べて格段に部品点数も多く複雑な様子で、分解したら元に戻せなくなりそうで、ずっと踏ん切りがつかずにいました2。
そんなこんなで今日、雨も降っているし、これはいい分解日和だ!(湿度が高いほうが静電気が起きにくくて良いような気がするんですが…実際のところはどうなんでしょ?^^;) と覚悟を決めて分解してみることにしました。
(2007/11/19 追記) 先日、3回目の分解にチャレンジした際に、コメントいただいたようにマザーボードを外さずにヘッド掃除できるかどうかを試してみたところ、見事出来ました!手順は、というと、1〜4 まで行った後、マザーボードのネジは「外さずに」、コネクタ下のカバーのところにあるフラットケーブルと、コネクタ部を下にしたときに右手にある細めのフラットケーブルの2つだけを外すと、一気に手順 9 まで飛べます (フレームが上部カバーから引き抜けます)。その後、マザーボードが付きっぱなしだとひっくり返して置くのは難しいので、手順 3 で外した裏蓋の上へフレームを挿入する感じでひっくり返して置いておくと、手順 10 以降が無事行えると思います。お試しあれ。
簡単に手順を説明すると、
以上です。初代 PS2 の分解清掃と比べると、こちらの方がちょっと難易度が高いような気がします。でも VAIO 505X や DEC HiNote Ultra の HDD 換装と比較すれば簡単な気がする。PC よりも台数が出る事が想定されていたせいか、各パーツがちゃんとモジュール化されててポコポコはめていくだけで組み立てられる感じがするんですよね。PC はその点、結構パーツをきちんと納めること自体に気を遣わなくちゃいけないことが多かったような。
今回も掃除の効果はてきめんで、DVD 焼きの時間も短くなったし、失敗もなくなりました。これで我が家の PSX もまだしばらく活躍してくれそうです。
この記事はもしかしたらそのうち (また調子が悪くなって分解することがあれば)、写真付きにするかも。(9/30 追記…写真つきにしました。)
久しぶりに結構大きめの Java のコードを読み読み。全く手がかりのないところから、クラス名で当たりをつけてどんどん中へ読み進んでいくのは結構スリリングですよね。
それにしても、人の書いたコードというのはいろいろ発見がいっぱいです。知らなかったテクニックや思いもよらない設計1などを知り、「これはどうしてこうなっているんだろう…?」と考えるのは下手なミステリーより楽しいかもしれない。ましてや、実際に書いた若人がそばにいて、いざとなれば正解を聞ける、となればなおさらです。
しかし、継承を使いまくったコード、というのは設計的にはキレイかもしれないけど読んでいて困るシチュエーションもいろいろありますね。このメソッドに入ってくるこのインターフェイスを持ったインスタンスは実際はどのクラスのインスタンスなんだ?というのが分からないと思わぬ袋小路にはまってしまう事も…。
Simon Singh 著。ようやっと読み終わりましたぁ。サイモン・シンのこれまでの本同様、いわゆる宇宙論に関してギリシャの昔から現代 (のちょっと前くらい?) までとても丁寧に、そしてドラマチックに追った本です。僕がとても面白かったのは、その時代時代でメインストリームを争っていた理論が、当時どうして支持を得ていたのかをきちんと説明しているところです。例えば天動説・地動説というような話などは、日常的に人工衛星を飛ばし、太陽系から飛び出すような探査機をすでに持つ現代人にとっては、どうしてそんな事を信じていたのだろう?と逆に思えてしまうわけですけれども、当時は重力という概念がまだなく、その代わりに「すべてのものは宇宙の中心に引き寄せられている」と信じられていたのだそうで1、そうすると地動説的な世界観は確かに受け入れがたい (「じゃあどうして地球上のものは宇宙の中心へ落ちていかないのだ?」という疑問に答えられない)。また、普通の人には地球が動いている事が全く感じられない (今考えるとスケールが違いすぎるので当たり前、という話なのでしょうが)、というのも、結構強い反証だったとか。
また、僕らは物心ついた時にはすでに CMB Radiation (Cosmic Microwave Background Radiation、つまり宇宙マイクロ波背景放射のこと) も見つかっていたし、宇宙論の主流は Big Bang モデル、という状況だったので全く知らなかったんですけれども、前世紀中ごろ過ぎまで、Big Bang モデルは Steady State モデルと呼ばれるものとがっぷり四つで争っていたんだそうですね。Steady State モデルはいわゆる定常宇宙論の一種で、ハッブルの発見した赤方偏移2を、Big Bang とは異なる方法で説明可能な宇宙論です3。そのモデルについて僕は全く知らなかったので実に面白かった。Steady State モデルの提唱者、フレッド・ホイルの名前だけは何か別のところで聞いた事があったんですけどね。ホイルは重たい元素が超新星爆発によって生み出される、という話を考えた人でもあるらしいので、たぶんその辺かなぁ。
僕は最近、この本のエピローグでも触れられているような、「じゃあとりあえず Big Bang はあったとして、今この宇宙を構成している6つの基本的なパラメータ (重力定数、強い力の性質、その他…よー知らん・笑) はどうして今の値になっているのか?」というような議論の方をよく読んでいたせいか、素の Big Bang ってすでにちょっと old-fashioned な理論なのかと思ってたんですが、基本的な枠組み、という意味では今もまさにメインストリームに座り続けている理論なのですね。この本はその点、すでにある程度評価が固まっている部分に関して歴史的な流れをとても密度濃く追ってくれていてとてもためになりました。代わりに、インフレーションや VSL、上記の「宇宙の自然淘汰」に関する話題などはエピローグでさらりと触れられているだけなので、最新トピックに興味がある人には少し物足りないかも。
それにしてもですねー、彼の翻訳本でも感じていましたが、彼の本のリーダビリティ (あえてカタカナ) はものすごいです。英語の本なんて全く読んだ事のない、自他共に認める英語の苦手な僕でも何とか最後まで読み通せてしまうのですから。難しい単語を使っていないわけでもないんですが、本の構成 (図表もとてもたくさん使われているし、各章の最後には必ず手書きのサマリーノートがあって、その章の流れを概観できるようになっている) や文章がとてもよく考えられていて、多少単語が分からなくても内容が無理なく理解できてしまいます。この間読んだ本の 16 歳のセアラさんがお薦めしているのも納得ですよ。このリーダビリティなら若い人にも無理なく薦められます。
彼の既刊2冊もこの機会に英語で読み直してみようか、と思った今日この頃なのでした。
以前に書いたとおりイマイチ調子悪い我が家のテレビですが、困った時の Google 先生頼み、で Google 先生に聞いてみたところ、スタンバイ LED が点滅する、という症状は電源の保護回路が働いてしまっている可能性があり、とりあえずコンセントを抜いて数十分放置してみると状況が改善される可能性がある、との情報を発見、早速試してみたら見事に治りました。
これでまたしばらく使えるゾ。
これは触れないわけにはいられない。月刊 ASCII が今の PC 雑誌としては今月8月号で休刊、改めて 10 月に IT ビジネス総合紙 (?) として新創刊される、とのこと。月刊 ASCII 編集部 (通称 A 編) といえば、僕がアルバイトという立場ながらフルタイムの社会人生活を始めた場所。思えば、あそこから紆余曲折な社会人人生が始まったのです。
しかし、当時編集長だった遠藤さんや工藤さん、西村さんやもちろん綾丸さんなど (うー他にもいっぱいいたのに名前が出てこない)、すごく魅力的な人が多い職場だったように思う。夜中にみんなで頼むケータリングの食事、徹夜明けに通う目の前の吉野家、会議と称されたアジャンタでの食事、…なんだか食べ物の記憶ばっかりだな(笑。初台のとてもきれいなビルなのに、中で働いている人は徹夜でヘロヘロ、オフィスも超乱雑 (その後やっぱり仕事でしばらく通っていたことのあるソニーマガジンズのオフィスなどを見ても、出版社というのは概してそういうもの、っぽい。ソニマガの時は僕も受付横のソファーで朝まで寝てたりしたことがあります・笑。社長が笑いながら横を通っていったとか何とか後で聞かされたりして) そのギャップが当時なんだか可笑しかったっけ。
今回のことが雑誌、というメディアの呪縛から逃れられなかった結果なのかなんなのかは分からないけれど、あの場にいたあの方々は今、またはこれからどうされていくのでしょう。なんだか少し切なくなってしまうニュースなのでした。