Thunderbird 1.0, Trackback, 「自転車泥棒」
Thunderbird 1.0
普段使っている Debian sarge にもようやく 1.0 がやってきました。以前問題にしていたメール送信時のメモリ異常使用も解消されていて快適に。
そういや Thunderbird 用の gpg プラグイン、enigmail にいつの間にか鍵管理のインターフェイスが付いていたのですね。とっても使いやすいです。感謝感謝。
Trackback
ある人の blog で、日にちをまたがって一つの話題について触れる際に、自分自身の blog への Trackback を利用しているのを見てちょっと感心して、僕も真似してみています。これまで、過去のものをいちいち修正 (して新しい記事へのリンクを作成) するのは面倒に感じてこれまで元の話題から新しい話題へのリンクは存在しない状態となっていたのですが、Trackback を飛ばすだけならば簡単ですしその話題をたどる際にもとても有用です。
個人的に Trackback という仕組みがどうも好きじゃなかったんですが、初めてちょっと便利かも、と思いました。ついでにどうして好きじゃなかったのかと言えば、誰かの意見に関連した意見を述べる、という典型的な場合にしても、単純にリンクしてあげれば良い場合も多いような気もするのです。先方のページを見ている人に自分のページも見せたい、といつも思うわけじゃないだろう、と。今巷で行われている trackback の例を見ても、単なるリンクで十分な場合は非常に多いでしょ。単なる感想を直接書き手に伝えたいだけならコメントを用いるべきだし。「先方のページを見ている人が、こちらのページを見ても有用だ」と思える場合にのみ trackback を用いるようにした方が、リンクの品質1、という意味でより良いのではないでしょうか。
「自転車泥棒」
昨日、テレビで放映したのであゆみさんと二人で夜更かしして見ました2。古いイタリアの映画なのですね。
貧しい父親が仕事を得るために苦労して自転車を買う。しかしその自転車を盗まれてしまって、息子と二人でひたすら自転車を探しに、というお話。映画の中の戦後のイタリアはとても貧しくて、日本もほんの何十年前かは同じような状況だったはずで、なんてことをいろいろ考えていました。
アマゾンの解説では「すべては衝撃のラストシーンの伏線」とかなんとか書いてありますがそんな大げさな映画ではなくて、貧しさへのやりきれなさ、父と子のつながり、といったことを考えさせられるような作品でした。息子のブルーノがとても可愛かった。
そういや昔ユニコーンに「自転車泥棒」という同名の曲があって最近どこかのバンドがコピーしてましたね〜なんて話は全く関係ナシ(笑。