PSX のヘッド掃除
PSX のヘッド掃除
自宅の PSX は買ってからそろそろ2年半くらい経ちますけれども1、最近 DVD の読み込みや書き込みに失敗することが多くなってきました。DVD クリーナも一応使ってはみたもののあんまり症状は改善されず。
昔我が家にあった初代の PS2 もずっと使っているうちに読み込み不良が多発するようになって、分解して掃除したら見違えるように読めるようになった、ということがありました。ただ、こちらやこちらの記事をみると、PS2 と比べて格段に部品点数も多く複雑な様子で、分解したら元に戻せなくなりそうで、ずっと踏ん切りがつかずにいました2。
そんなこんなで今日、雨も降っているし、これはいい分解日和だ!(湿度が高いほうが静電気が起きにくくて良いような気がするんですが…実際のところはどうなんでしょ?^^;) と覚悟を決めて分解してみることにしました。
(2007/11/19 追記) 先日、3回目の分解にチャレンジした際に、コメントいただいたようにマザーボードを外さずにヘッド掃除できるかどうかを試してみたところ、見事出来ました!手順は、というと、1〜4 まで行った後、マザーボードのネジは「外さずに」、コネクタ下のカバーのところにあるフラットケーブルと、コネクタ部を下にしたときに右手にある細めのフラットケーブルの2つだけを外すと、一気に手順 9 まで飛べます (フレームが上部カバーから引き抜けます)。その後、マザーボードが付きっぱなしだとひっくり返して置くのは難しいので、手順 3 で外した裏蓋の上へフレームを挿入する感じでひっくり返して置いておくと、手順 10 以降が無事行えると思います。お試しあれ。
簡単に手順を説明すると、
- ケーブル類を全部外し、裏返しにおく。
- 目隠し蓋 (一つに封印シールアリ) の中と、足のゴムの下にあるネジを全部外す。

- 裏蓋がガバッとはずれ、マザーボードお目見え。

- サイドカバー、コネクタ下のカバー (ネジ二本) の順で外しておく。コネクタ下のカバーは中央左寄りにツメがあります。
- マザーボード上のネジすべてと、コネクタ部の黒いネジすべて (アンテナ部、ライン入出力部のものを除く) 外す。あ、マザーボードからつながっているファンのネジ2本も外しておくと良いでしょう。
- マザーボード上のフラットケーブルをすべて外す。ケーブルコネクタには2種類あって、コネクタ全体が茶色いもの、または白いものはフラットケーブルについたベロを単に引けば外れます。また白と茶のコネクタは茶の部分を上へ跳ね上げる事でケーブルを外すことが出来ます。あと、コネクタ部を下にして左下にある電源っぽいコネクタも外しておきましょう。

- マザーボードを外す。ネジやケーブルをすべて外せていれば、左下の HDD へ電源を供給していると思われる長いピン以外は特に気をつけるところはなく外せるはずです。マザーボードを外した後に見えてくるアンテナ部、S 端子、ライン入出力端子部は分解する必要はありません。
- 筐体一番下 (コネクタ側) にあるフラットケーブルも抜いておきましょう。

- 筐体を上に持ち上げると、上部カバーからフレームが引き抜けます。取り外したフレームをひっくり返して置くと、さぁあともう少し。

- フレーム前面に2つある小さな基板にある小さなネジ2つを外します。ネジを外した後、その基板をめくってみると、フレーム上部の隠れたところにネジが左右に一本ずつ、計2本あるので抜きます (このネジを見つけるのが大変だった)。あと、もしかするとドライブ前部のカバー (白いプラスチック) も外しておいたほうが良いかも (9/30 追記…前部カバーは外さなくて OK でした)。
- ドライブ部後端上に見えるネジ2本も外します。これでドライブ部の上部カバー (ディスクローディング機構がついている方) が外れるはずです。

- ドライブ部上部カバーを上に引き上げて、晴れてヘッドとご対面です。ご存知の方はご存知の通り、PSX には PS2 と同じ DVD 再生専用ヘッドと、DVD±RW 用のヘッドが2つあります。具体的な掃除の仕方としては、僕は綿棒にアルコールをつけてヘッドのレンズをかるーくこすったりしていますが、この方法が正しいのかどうかはよく分かりません (なにぶん超精密機器なので、壊れても責任はもてませぬ。自己責任でどうぞ)。ヘッドをよく見てみると、ヘッドのレンズからちょっと外れた箇所が妙に綺麗になっていて、いつも使っている DVD クリーナはちょっと的外れなヤツだったことが分かります。あ、スピンドルもとても汚れていると思いますので、そちらも綺麗にしておきます。
- 組み立ては分解の逆の手順です。ほとんど問題なくいけると思いますがマザーボード右端の HDD 用電源ピンを挿すところはちょっと難しいかも。そのピンはとてもながーいので、ちょっとぐらい曲げても問題ありません。グイグイ入れてしまいましょう。初代 PS2 もそうでしたが、この初代 PSX もネジの本数がとても多いので、止め忘れには要注意。僕は今回最初に組み立てたときネジが2本も余ってしまいアセりました。再び分解して調べてみたところ、一番奥の、ドライブ上部カバーのネジを止め忘れていました(汗。
以上です。初代 PS2 の分解清掃と比べると、こちらの方がちょっと難易度が高いような気がします。でも VAIO 505X や DEC HiNote Ultra の HDD 換装と比較すれば簡単な気がする。PC よりも台数が出る事が想定されていたせいか、各パーツがちゃんとモジュール化されててポコポコはめていくだけで組み立てられる感じがするんですよね。PC はその点、結構パーツをきちんと納めること自体に気を遣わなくちゃいけないことが多かったような。
今回も掃除の効果はてきめんで、DVD 焼きの時間も短くなったし、失敗もなくなりました。これで我が家の PSX もまだしばらく活躍してくれそうです。
この記事はもしかしたらそのうち (また調子が悪くなって分解することがあれば)、写真付きにするかも。(9/30 追記…写真つきにしました。)





