!?アメリカ出国時のセキュリティチェックがめちゃくちゃ簡略化されていたのだが、たまたまだろうか?水物もバッグに入れとけばOKだったし、PCを出したり靴を脱いだりする必要もなかった。狐につままれた気分。
無事帰国。
今回の出張映画は往路一本、復路はいちおう四本?
往路の洋画一本は日本では来年公開らしいリュック・ベッソンのオシャレハチャメチャSF「ヴァレリアン」。ヒロインちゃんが可愛かったので全て許す。主人公のテキトー男があんまりかっこ良くないのに声が低音のイケボで、誰かに印象が似てる…と思ったらディーン・フジオカだった(^^;。
しかしものすごくお金がかかっていそうな映画で、リュック・ベッソンのああいう映画には一定の需要があるのだなぁと再認識。勉強になりました。
復路一本目は大根仁監督の「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」(タイトルが長い^^;)。いろいろ過剰な演出で途中何度も脱落しそうになったけど、最後まで完走してみたら中々面白かった。この過剰さには既視感が…と思ったら伊丹十三作品だった。
そういえば大根仁監督はもともとこんな感じの作風だった感。原点回帰、なのかなぁ(とか言うほどちゃんと見ているわけではないのですが)。
二本目は「打ち上げ花火、下から見るか?横から見る か?」。見始めてすぐ、これも脚本が大根仁氏で驚く。岩井俊二版も幸運なことに偶然リアルタイムで見た口なんですが(しかし昔過ぎて完全に忘れている)、絶対こんな話じゃなかったはず…と途中まで思っていたんですが、(続く)
考えてみると岩井版も見終わった後の印象的には(というか記憶に残っている唯一の印象が)「とにかく奥菜恵が可愛い」だったので、そういう意味では今作も同じ作品と言えるのかもしれない(^^;。とにかくなずなちゃんが可愛い映画。
脚本大根仁もそうですが、この作品地味に豪華スタッフでプロデューサー力全開な感じがしますが、「君の名は。」ほどのシナジーは産めなかった、のかな。岩井版がそれなりに楽しめた人でアニメに抵抗がない人ならそこそこ楽しめるのでは。
三本目と五本目は「君の名は。」なのでさすがにスキップ。そういや正月の初地上波は本編ノーカットだそうですね。100分少ししかない作品だから当たり前なのか。なんにせよメデタイ。何度も見ていると気になる点が無いわけじゃないこの作品ですが、いろんな意味で気持ちの良さが抜群。
で、四本目は東野圭吾原作の不思議系ジャニーズ映画だったんですが、これは俺の趣味に合わず。東野圭吾の感性が合わないのと主役に全く感情移入出来なくて。あ、村上虹郎くんはいつものごとく頑張ってました。彼は好きだ。