盾の勇者は、登場人物の思考様式が全員幼稚すぎる点に常にツッコミを入れつつ見ないといけないのが激しく面倒だが、たぬきちゃんが可愛いので見ている。しかし盾の勇者の従者達が全員幼女なのはさすがにどうなんだと思う。たぬきちゃんも見た目は成長したけれど年齢はそのままなわけでしょう?
逆に見た目が成長してしまったが故に保護者的振る舞いを無意識に要求されているようにも見え、とても不憫だ。大人なはずの主人公に対してすら「甘えさせてあげる」ポジションなのはとても可哀想に思える。この不憫さは、質は違えど「さんかれあ」を見ていたときに感じたものに匹敵するな。
というわけでたぬきちゃんが報われると良いなぁと思いながら見てる。
盾の勇者は、そりゃひどい目には遭ったかもしれないけれど、だからといってそれが身の回りの人に乱暴に接していい理由にはならない(それは単にそうすると同情してくれる周りの人に甘えているだけだ)、ということくらいは自分で気がついてほしいものだが。たぬきちゃんは偉大。
「キャロル&チューズデイ」、二人の初めてのセッションのシーンはさすがの出来で泣けた。初めて音を合わせる、ってほんとあんな感じ。
仙弧さんもさすがの動画工房で、こちらの主人公はちゃんと大人なので安心してみられるが、しかしこれはこれであまりにもある種の欲望に忠実すぎて、見ていてちょっと気恥ずかしい。特に娘の人と一緒に見ていると。