今年の桜は, 出張映画評(1)
今年の桜は
花持ちがとてもいいですね。咲き始めが早かったので、こりゃ有葉の中学校入学式までは持たないかなぁと思っていたんですが、今日は快晴、満開の絶好の入学式日和でした。
…どうでもいいけど、上のアドエスで撮った写真、なんだかすごい絵画チックですな。別に何のフィルタも通していないのだが…。
出張映画評(1)
先週、また出張だったので飛行機の中で映画を見ました。驚いたことに今回から、ANAの機内プログラムが大充実していて、たとえば「24」の第何シーズンだったかは全エピソードが見られるようになっていたりしました。実際にはそんなに長い時間飛行機に乗ってないので全部見るのは不可能なんですけれどね…1。
それはともかく、今回は往路で「007 慰めの報酬」と「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を、復路で「容疑者Xの献身」、「スラムドッグ$ミリオネア」、「感染列島」と、いまさらながら「プラダを着た悪魔」を見ました。帰りの飛行機ではなぜかぜんぜん眠れなかったので結局4本も見れちゃいました。
さて、一本目はご存じ「007」シリーズ最新作、ダニエル・クレイグ版「ジェームズ・ボンド」の二作目にあたります。本作はこれまでの「007」シリーズと違って、前作2からの明確な続編となっているところが特徴らしい。前作で愛するヴェスパーを失った若きボンドが、その心の傷を抱えつつ、新たな任務に没頭しようとするがしかし…というあたりの、実はちょっとセンチメンタルなトコロがテーマなのかも。
映画全体としては、「ボーン」シリーズ以降のスパイもの、としてとてもまっとうな、ド派手な逃亡劇やら追跡劇やらのオンパレードで、行き着く暇もないほどです。ただ、「続編」、という意味では結局ヴェスパーを殺した相手についてはほとんど何も明らかにならないし、ちと情報不足な感が。またこの話の中心となっている敵とやはり復讐に燃えるボンド・ガールも、ちょっとキャラクターとしてはしょぼさが目立った気がする。
そういえばこの映画を見ていて思ったんですが、飛行機バージョンの映画って、過激な暴力シーンやセクシーシーンを軒並みカットしているように見えますね。この映画でも、ちょっと不自然な編集箇所が何カ所かあったように思いました。
駅に着いちゃったので続きはまた明日。