bird「踊る大捜査線」があんまり古くて驚いた

「踊る大捜査線」があんまり古くて驚いた

「え、この人 (というのは主人公の織田裕二のこと)、歩きタバコしてるの?!」
「ああ、当時はまだ、歩きタバコ禁止条例が無かったのかもしれないね…1
先週末テレビで放映された、「踊る大捜査線2」を見始めて、あゆみさんの第一声がこれでした。僕はもともとこのシリーズあまり好きじゃないですが、それにしても久々に見直してみると、その内容の陳腐化ぶりにちょっと驚いてしまった。いまどきあの内容はないよな〜。PC (ぽりてぃかる・これくとねす、ですな) 的にもありえんでしょう (<なんて書くとまた「鼻持ちならんヤツ」と思われるのかしら?・笑)。
あっという間に陳腐化する作品とそうでない作品の境界線って、どこにあるんでしょうね?

コメント

しゅ (Tue, 16 Oct 2007 01:32:29)
僕も、主人公の「歩きながら路上喫煙」を見て、うぁーこりゃひでぇなぁ、こんなひどい役よく引き受けたなぁ、と思ってました。
ねおん (Sun, 28 Oct 2007 10:57:39)
「常識」みたいなもんに頼って、観ている方の感情移入を誘う作品を作ってると、まあ陳腐というか、時間が経つと違和感が出ることがあるのお。常識は変わっていくもんじゃからな。

そこを逆手に取って、違和感を計算して作る手もアリじゃな。よく知らんが三丁目の夕日の映画とかもそうなんじゃないかのお。
Digitune (Mon, 19 Nov 2007 22:42:48)
そう思いますよね>しゅ、さん
とはいえ、そのあたりもねおんさんの言う、最近になって変化してきた「常識」の範疇に入る事柄なんでしょうか…。

なるほどなるほど>ねおんさん
そういえば全然関係ないですが、今日帰りがけに街を歩いていた時、ホンダの NSX を見たんですね。NSX と言えば結構高級車の部類に入る車だと思うんですが、その、LED が全く使われていないテールランプのデザインが (ハイマウントランプのみ、横一列の赤色 LED でした)、今ではなんだかとても古めかしく見えて、ああ、これもまた変わってきた常識のカテゴリに分類されることなのかな、と思ったりしました。

  1. 今調べたら、あの映画の舞台の江東区にはいまだにはっきりとした「路上喫煙禁止条例」は無くて、「みんなでまちをきれいにする条例」の中でルールとして喫煙マナーの向上がうたわれているだけみたいですね。 ↩︎