birdPLAYSTATION®Home

PLAYSTATION®Home

かぴのすけが書けというので書く。
この手のアプリケーションは、それこそハビタットの昔からずっとみんなが作りたがるものの一つであったわけで、最近でも「Second Life」なんかが大分話題になっている。PS World デフォルトの仮想空間として、無料でスペースを提供しよう、という発想はまぁアリかもね。
でもほんとの問題はその後だよ。その提供されたスペースの上で、どうやってエコシステム (by 後藤さん) を回していくのかが、まだ今ひとつ見えてこない。
それに、PC と違い基本的にリビングで使われることの多いゲーム機の場合、PC のような「前のめり前提」のデザインではうまくないこともあるでしょう。ゲームは前のめりで楽しむよう作られているから良いけど、この手の目的のはっきりしないツールの場合、かぴのすけの言うように sit back した状態でどう楽しませるか、が結構ポイントな気がする。
案外面白そうと思ったのは、映画館やゲーセンのメタファーがあること。「恋人と一緒に映画を楽しむ」ような体験を Net 上で行えるのだとすると結構楽しいかもしれない。
つまり、コミュニケーション一択だと早々に飽きられるのではないかと。コミュニケーションをベースラインに置き、その上でいろんなエンタテイメントを提案できれば (ボケーっと観光してるだけで楽しめるくらいリッチな世界なら素晴らしい。FFXI やワンダでもそういう気分を味わった僕なんかはお手軽に楽しめちゃうのかもしれないけど・笑)、結構面白いものに育つ可能性はあるかも。
個人的には、思ったよりもいろんなところで大々的に取り上げられていて、少し意外だった。あの手のアイディアはすでに使い古されていると思っていたけれど…。
ところで、「Home」なんかよりも「Little Big Planet」ですよ。子どもと一緒に遊びてー!(笑。

コメント

かぷぃのすけ (Sat, 10 Mar 2007 18:11:45)
Home のメインの役割を考えると、一つはオンラインゲーのロビーかなと。
で、もう一つはゲームを買わせるためのエコシステム。ゲームを買ってクリアなりなんなりすると、そのゲーム内のアイテムやらキャラやらがHomeに持ち込めるとかいう仕組みとか。このアイテム欲しかったらあのゲーム買えって世界ね。逆にHomeリソースをそのまま使ってゲームロジックを当てはめるとゆー有料サービスも考えられる。
あとは本当に通販できるバーチャルモールあたりが期待されるところ。売り物をバーチャルに試用できれば買うときの参考になるかもだ。
これら全部どこぞかが特許で押さえてる度高いけどね。

webサーフィンのように情報間を直接渡り歩くようなものと違って、この手のものは移動が無駄っぽくなってしまいがちになるのが問題だね。ツネぽが言うよーに空間の質と密度をいかに濃くできるかが大きなポインツになるだろーと思われるよ。リアル世界でも何もない過疎地にはほとんど誰も寄り付かないし。

LBPはすごいけど、そのすごい技術で表現されている世界がアクが強いチック。どんなゲームだかもわかりづらい。人を選ぶ感じだなぁ。と思った。それよりEyeToyとネット使って陶芸ソフト出した方がウケるよ。たぶん。