「海辺のカフカ」, CANON EOS Kiss デジタル N
「海辺のカフカ」
ご存じ村上春樹さんの本。15歳の少年、「田村カフカ」くんの家出ストーリーです。これまで読んだ村上さんの本の中では、(ノンフィクションの「アンダーグラウンド」は除くとすると) 一番面白かったかも。
主人公の田村少年は、まぁとても15歳とは思えないくらい老成した人で、「そんな15歳いるかーっ!」とツッコミを入れたくなる箇所多数だったりもするんですが1、この物語の中のもう一つの流れ、ナカタさんのパートがとても良かった。カーネル・サンダースさんが最高!(笑。
猫の残酷描写が出てくるので猫好きな人は要注意。保坂さんとかが読んだら本気で怒り出しそうな話だな、これ…。
CANON EOS Kiss デジタル N
これまで E-300 が欲しい、欲しい言ってきた僕ですが、レンズのラインナップとか何だとかかんだとかいろいろ調べはじめてみると、結局新しいキスデジに惹かれまくり(笑。
こうやっていろいろ悩んでいる時が一番楽しいんですよね…。
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しかしアンバランスで鋭利な15歳くらいの年齢だと、そういう方向に研ぎ澄まされた個性も存在しうるのかもしれない、と思わせるところが、この「15歳」という設定のうまさですよねぇ。 ↩︎