「ブラッド・ミュージック」
「ブラッド・ミュージック」
珍しく再読。最初に読んだのはエヴァンゲリオンの13話「使徒、侵入」の元ネタはコレかもね、なんて話を fj (!) で読んだのがきっかけでしたから、1996 年頃でしょうか。ストーリーの大まかな流れは覚えていたんですが1、その他の細かい部分はほとんど忘れていたので結構楽しめてしまった。こんなパニック小説だったっけなぁ。今読むとこないだ読んだ「ダーウィンの使者」はまさにコレの焼き直しであることがよく分かる (とはいえ僕は「ダーウィン」の方が好きだな)。シモンズベアさん的には「ダブル・クラウンの夢よ再び」的な面もあったんだろうか…(←やな奴)。
情報力学とか、宇宙の法則のくだりなんかはちょっとイーガンとの類似を見たりしました。しかしまー最近の物理学の動向を聞きかじってると2、宇宙に対する絶対的なイメージは持ちにくくなってきてますよね…。
2006/1/14 追記。この本の作者はグレッグ・ベアさんであってダン・シモンズさんではないではないぞ>過去の俺。これを書いたときの俺は目ぇ開けて寝ぼけてたのか。