本の読み方, 本の買い方
本の読み方
日常的に本を読むようになって、微妙に本の読み方が変わってきたような気がするんですよね。以前はもっと読む、という行為を意識的に行っていたような気がするんですが、今はほとんど無意識に読んでいるような。書かれていることを 100% 理解しようとしていなくて、言葉を頭に響かせつつ、ふと興味を惹かれる部分のみがフォーカス/クローズアップされるようなイメージ。だからある一部分の細かいディテールを聞かれると、たまたま僕もフォーカスしてた部分ならば良いのですが、そうでないとまるで人から聞いた話のようなとてもあいまいなことしか言えなかったりして。
これはこれで良いのかな、と僕は思っています。ただ、一生懸命考えないと話の流れすら入ってこないような本 (こないだ再挑戦してたカントの「プロレゴメナ」とか) の場合、そういう読み方は出来ないんですよね。そういう場合は頑張って行きつ戻りつしながら読むしかない。で、またしても挫折中(笑1。
本の買い方
そういえば以前、自分では文庫以外は出来るだけ買わない!、と決意してたはずなんですが、最近は欲しい本があると単行本でもほいほい買ってしまっていて、あまり良くないなぁと反省。下手すると本代のせいで子供達が飢えちゃうよ(笑。
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実は前回 (10年くらい前かなぁ) も一度挫折したのです。もともと、「純粋理性批判」が読みたい!といつもの店長に言ったら「じゃまずこっちを読め」とお薦めしてもらったんですが、まったく店長の言う通りでした。カント自身が「比較的分かりやすい」と書いている「プロレゴメナ」が読み通せない僕に、「批判」が読めるわけがない。 ↩︎