bird「スイート・ビター・ホーム」, 「しゃにむにGO (17)」, 「DEATH NOTE (1)」, マンガの話

「スイート・ビター・ホーム」

スイート・ビター・ホーム

「家」にまつわる短編を集めた坂井久仁江さんの短編集。彼女はもう漫画家歴20年なのだそうです。すっかりベテランですな。この本もとっても面白かった。特に「404号室」、「最後の晩餐」がお気に入り。

雨の日は恋をする」を雑誌で読んだ時にはあまりピンと来なかった坂井さんですが、「花盛りの庭」シリーズをあゆみさんに借りて読んで以降、すっかりはまっています。僕にとってもっとも好きな漫画家さんの一人かも。

「しゃにむにGO (17)」

しゃにむにGO 17

しゃにGOの17巻です。しゃにGOも僕にとって今一番新刊が待ち遠しい一冊。前巻は池やんコーチの昔話1がメインだった反動か、この巻は延っちテニス満載。今時こんなに純粋なスポ根マンガ、少年誌でも珍しいんじゃなかろうか…。

そういや表紙がひなこしゃんの入浴シーン、ってのはサービス満点だなぁ(笑。

「DEATH NOTE (1)」

DEATH NOTE 1

「ヒカ碁」の小畑健さんの新刊です。今回も、大場つぐみさんという人の原作付きです。

簡単に言うと、死神の落とした DEATH NOTE2 を拾った主人公がいろいろする、という話。ウィングマンのドリームノートの反対、ってことですか…って古いか。

話の持って行き方から考えて、頭の良い主人公ライト (キラ) と、ライバルであるエルの知恵比べが見所っぽいんですが、今ひとつライトが賢く見えないのが残念。ルックスのせいか、どーも僕は「東京大学物語」の村上を思い出してしまうよ(笑。

マンガの話

今日はマンガの話ばっかりだなぁ(笑。他にも、「名探偵コナン (45)」や「KATSU! (12)」、「プライド (2)」も読みましたが特に語るべきことはナシ。一条ゆかりさんはアシスタント作画比率が激増していて、ちとやばいんじゃなかろうか…という雰囲気。槙村さとるさんと同じようなことになってきてるなぁ。
あ、そういえば萩尾望都さんの「バルバラ異界 (2)」をまだ読んでないんだった!1巻もとても面白かったので超期待!

コメント

まいき〜 (Sat, 24 Apr 2004 03:26:42)
DEATH NOTEですか。最近のジャンプの連載漫画の中では、読める方だと思うっす。少年誌にこんなダークな内容の漫画載っけていいのかよ、って気もしますが。少なくともライトは村上君よりは妄想癖がないんじゃないかと。
おいらが意外と面白い、と思ったのはゼブラーマン(スピリッツ連載)。映画にもなったけど、主人公のオタクっぷりが良いです。というか身につまされる…
Digitune (Sat, 24 Apr 2004 12:22:40)
> 少なくともライトは村上君よりは妄想癖がないんじゃないかと。

わはは。確かに。下半身にとらわれてないところは大きく違いますね(笑。
ゼブラーマンは読んでない&見てないなぁ。調べてみたら山田玲司さんじゃないですか。うーむむ。

  1. 個人的には激ツボでした(笑。 ↩︎

  2. 顔を思い浮かべながら名前を書くとその人を殺すことが出来るというノート。 ↩︎