UML の話, 「博士の愛した数式」
UML の話
単独でも十分有用なダイアグラム記述法だと思うけど、その真価はやっぱり UP1 や RUP2 と組み合わせて使った時に発揮されるような気がします。プロセスの中に位置づけられて初めて、各ダイアグラムの意味付けもはっきりしてくるような…。
「博士の愛した数式」
一気に読んでしまいました。ちょっと恥ずかしいけど、今の僕の心の琴線にとても触れる話でした。
小川洋子さんの話は初めて読みましたが、饒舌過ぎず、かといって難解でもなく、とても良かった。最初、帯に「せつなくて、知的な至高のラブ・ストーリー」なんて書いてあってちょっと驚いたんですが (僕は全然そういう話をイメージしていなかったので)、うーん、確かにラブ・ストーリーと言えばそう言えなくもないけど、ちょっとズレてると思うな。ラブ・ストーリー、という言葉で想像される関係以外にも、永く心に残る関係ってあって、そういうお話だと僕は思う。
帯の「ラブ・ストーリー」という言葉にどうしても引きずられて、途中川上弘美さんの「センセイの鞄」を思い出したりしました。こっちは純粋なラブ・ストーリーだったし。ただ、今の僕の心にしっくりくるのは今回の本のほう。10年前なら後者の方をきっと好きになってたと思うけど。
あと、なぜだかむしょうに保坂和志さんの本が読みたくなりました。キーワードは「子供と向きあう」ってことかなぁ。今僕の一番の関心事がそこにある、ってことなんだろうなぁ。
なーんて思ってたらこちらで川上さんが書評書いてる(笑。しかも保坂さんの本も選ばれてたりして。なんだか面白い。あははは。
コメント
- TrackBack (Thu, 01 Mar 2007 19:31:55)
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